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2004年08月25日

Atom over Jabber[解説]

[ Atom/Blog ]

Blog.BulkNews宮川氏の記事

Atom feed のアップデートを Jabber 上の XMPP (eXtensible Messaging and Presence Protocol)ってなプロトコルで通知する IETF draft。
Atom over Jabber
の解説。

この、氏曰く「Atom feed のアップデート」とは、Atom形式で配信された個々の記事の「削除」、「更新」イベントなどを指し、そのイベント情報をPush形式で通知するするために、JabberでのXMPPの拡張を利用するというもので、XMPPの拡張によって流れるのはイベント情報を表すAtom形式になります。

これが利用可能となれば、ユーザーはリアルタイムに新規記事が公開された事を知ることが出来ます。

いきなりこれを読むと、そこまでしてFeedの更新情報知る必要なんかない、と思うのですが...。この仕様案は、どちらかというとBtoBをターゲットとしている感があります。すでにニュース記事配信仕様としてNewsML(日本では毎日新聞などが採用している)がありますが、このNewsMLで似たようなことを実現している記事のステータス情報部分(つまり、公開可、更新、取り下げ、削除など)をAtom Feedから分離してXMPP経由で実現しよう、という背景があります。

Atom Feedとは別途こういった仕組みにしたのは良いと思います。使わない人は使わないで必要な人は使えるわけですから、今までのRSS/Atomアグリゲーターでの方式に変更をせまりません。

メーリングリストを読んでいると、出版関係の方々がこういった仕組みを利用したいようです。

ちなみに、知る人ぞしるJabberというのはチャット(最近ではIMというらしい)のソフト(仕組み含む)の事で、RSSやAtomと同じくXMLを利用しています。それを拡張して最近はこのような事にも利用されるんですね...

「どちらかというとBtoBをターゲットとしている感があります」と書いたわけですが、リアルタイムに情報を取得するというのもアリで、実際PubSubという海外のサービス(日本でいうBulkNewsやFeedBackのようなサービス)ではpubsubxmppというのがあって、キーワードにマッチした記事がリアルタイムに通知されるサービスが存在します。

つまりキーワードを登録しておいて、IMのようなものを立ち上げておくと、キーワードにマッチした新規記事がリアルタイムに通知されるわけです。ここでいうリアルタイムとは本当の意味でのリアルタイムで、ライブドア社が発売するRSSリーダーNewz***の宣伝文句(マーケティング用語)での”リアルタイム”ではありません。IMの会話なみのリアルタイムです。所謂Push型とPull型の違いです。

個人的に思うことは、この仕様はもし裁定されたとしても、すぐに流行ったりはしないだろうなと。しかしながら、参加している人などを見るに...ApacheなどのWebサーバーに組み込まれたり、通知を受ける仕組みがFireFoxやMozillaなどのブラウザーに組み込まれる可能性があるので、そうなると実装するのも楽になり、利用する人も増えるのではと思います。

投稿者 BlogWrite担当 : 2004年08月25日 23:38

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